episteme
SCIENCE STORY 10

大人の多色くすみへの最適解。
美容施術メカニズム解明による
新知見。

なぜ顔は曇るのか。

日焼けもしていない。スキンケアも怠っていない。
それでも、鏡の中の自分が疲れて見えるのは、なぜだろう?
シミでもシワでもない、‘なんとなく老けて見える’肌。
多くの方が実感している「くすみ」という名の肌悩み。
それはいったい何なのか。私たちは、美容施術発想でその解明に挑みました。

大人のくすみは多色化する。

年齢とともに悩みが深まる‘くすみ’。実は大人のくすみの原因は一つではありません。
色が異なる様々な種類のくすみが複雑に重なり、肌印象がどんよりと暗くなるのです。

「多色くすみ」は主に4つのくすみが複雑に重なって起きています。
年齢とともに感じる顔全体のどんより感を解消するにはどれか1つだけをケアするのではなく、
すべての種類のくすみに総合的にアプローチすることが必要だと考えました。
私たちはすでに提案している茶くすみに対する美白ケアでは対処できない
他の3つのくすみにまとめてアプローチする方法を模索しました。

美容施術のメカニズム解明に
よる
「多色くすみ」アプローチへの新知見

「赤くすみ」の原因は炎症・毛細血管拡張
赤くすみとは‘微弱炎症’によりまだらに赤く、くすんでいる状態です。
頬の赤みが強く広範囲であるほど炎症性サイトカインが多く発現することが明らかになっており、
頬の赤みと表皮の炎症は関連しています。
美容施術ではレーザーでの赤み治療が選択されており、毛細血管拡張を収縮することで
赤みを抑制するものだと報告されていますが、赤くすみの原因である
「炎症」にも作用しているのではと考え私たちはそのメカニズムを解明しました。

そこで見つけた新事実が590nmのレーザー照射により、表皮のHSP70発現が高まるということです。
HSP70とは熱や紫外線などのストレスから細胞を守り、損傷を修復する“防御タンパク質”の1種です。
HSP70 は加齢により減少することが分かっており、減少すると細胞の防御能が低下し、
ダメージを受けやすく修復しにくくなることから赤みの原因になると考えられます。
HSP70 を増やすことで炎症による赤くすみの抑制効果が期待できます。

細胞の防御能力を高めるHSP70の発現を高めるエキスの新発見

私たちはHSP70の発現を飛躍的に促進できる2種の植物エキスの組み合わせを新発見いたしました。

糖化による黄くすみと、
乾燥/角質肥厚による灰くすみ

黄くすみとは肌内でたんぱく質に余分な糖が結びつく「糖化」が主な原因の一つですが、
私たちは今までの研究に加え、新たな効果を発見。糖化をあらゆる段階で抑制します。

糖化反応させたものに成分を添加し、24時間後にUVを照射。
新知見では糖化を表す発色がほぼ消失しています。
また、灰くすみは、乾燥などにより表皮の角層が厚くなったり表面が凸凹することが原因と考えられます。
私たちは美白作用、皮脂抑制、抗菌作用に加え、「ケラチノサイトの異常角化や角質肥厚抑制」の効果も
あることが明らかになっているアゼライン酸の可能性をいち早く見出し15年以上前から研究を続けています。
アゼライン酸は必要量を溶かそうとすると析出しやすく不安定な成分ですが、
私たちは独自のアゼライン酸析出抑制技術を見出しました。

私たちは今後も肌の悩みに真摯に向き合い、サイエンスで解き明かし、美と健康の革新を続けてまいります。