episteme
SCIENCE STORY 03

シミ悩みに挑む。
世界初 光治療の
美白メカニズムを解明

佐藤 康成

ロート製薬 基礎研究開発部

皮膚科研究グループ リーダー

長年美白提案を検討する中で
「きちんと紫外線ケアを行っていてもシミが増える」というお客様のお声から、
より効果的な研究ができないか検討を行ってきました。

事実、美容皮膚科アオハルクリニックとロート製薬の共同研究結果で
シミ増加のスピードは30代後半から2.3倍にもなる
ということがわかりました。

深刻化していくシミ悩みに
どんな対処ができるのか。

様々なシミ対策を調べていく中で美容クリニックの施術に出会いました。
美容クリニックではシミ治療に対して施術の第一選択として
レーザーやIPLといった光線を使った「光治療」が用いられています。

しかしこれらの施術は臨床的に効果があることはわかっていたものの、
なぜシミに効くのかという詳しいメカニズムは分かっていませんでした。

美容クリニックと
ロート製薬の光治療研究

私たちはこの光治療メカニズムを解明するために、
美容皮膚科アオハルクリニックと共同研究を行い、実際に三次元培養皮膚に施術を実施。
世界で初めて肌の中でIPLによってどんな遺伝子発現が起こるのかを検証しました。

その結果光治療の効果として
渋滞メラニンの解消※1」と「メラニンの大量発生ブロック※2」の
2つの作用があることが明らかになりました。

この結果をもとに、同様の作用のある植物エキスの探索を行い絞り込みに成功しました。
今後も新たな美白メカニズムの探索を続けていきたいと思います。